『秋の勉強会』のご報告

 

11月7日(月)に、当協会主催の『秋の勉強会』が開催されました。

 

毎回テーマを設定し、

 ①手技復習会

 ②解剖生理学と病理学の基礎学習

 ③症例報告

の三部構成で開催する勉強会の、

今回のテーマは【女性生殖器系】。

 

テーマに沿った手技の復習は子宮の反射区の捉え方を改めて確認し、

月経トラブルなどの例を挙げて、関連反射区を考察。

参加者からの質問に回答する形で、牧野会長のガン患者さんへの施術体験報告も行われ、参加者一同、改めて、リフレクソロジーの有用性を認識することができました。

リフレクソロジーは心身に痛みを抱える方に受け入れられやすい、大変優しいセラピーです。

 

参加者同士、相モデルとなって行った施術は、日頃ベイリー式リフレクソロジーを受ける機会が少ない会員にとって一番のお楽しみの時間です。

 

照明を落とし、ゆっくりと身を横たえながらも、施術に気になる点が現れるとつい体を起こして手技の確認に加わりますが、施術を受けた後は体がすっきりし、不調があったところが楽になり、なんとも得をした気分です。

 

お昼を挟んで受講する基礎学習の講義は、講師の駿河絵里子先生が参加者が眠くならないよう、テキストと講義の内容に配慮をして下さっています。

今回はリラクゼーション法の実践と、駿河先生が行っている研究の論文『月経前症候群の症状と職業性ストレス、およびセルフケア学習のニーズとの関連』を紹介していただき、女性のストレスについても勉強させていただきました。

 

 

 

一日を通し学ぶ勉強会の最後は、当協会会員によるリフレクソロジーの症例報告です。

今回は「生理痛」をテーマに会員2名により発表が行われましたが、いずれも生理痛だけではなく、他の症状の改善や精神的な支えにもリフレクソロジーが有効だったとのこと。

 

改めて、リフレクソロジーがホリスティックなケアだということと、施術を記録し振り返ることの意義を感じる、素晴らしい発表でした。

 

 

次回は、春の勉強会『痛みについて』を3月に開催する予定です。

手技復習以外はどなたでも参加していただけます。

(手技復習はスクール卒業生対象で、非会員の方でも参加していただけます。)

 

リフレクソロジーにご興味をお持ちの方はどうぞお気軽にお申し込みください。

詳細は改めてこちらに掲載いたします。